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医療情報medical information

最新の医療/医学情報

ジャスティンメディカルでは, 皆さまに有益な情報を順次掲載してます。

ご注意:このページは, 関連施設や病院クリニック, 研究機関などの公式ホームページ・発表資料・報道情報・取材記事などからお役立ち情報を厳選し引用して掲載しています。詳細で確かな内容等に関しては必ず情報発信提供源の各施設等へ直接ご確認くださいますようお願い申し上げます。なお, クリニックと直接関係のない掲載製品の販売やサービスのご提供, 営利を目的とした活動は一切しておりませんのでご了承願います。また, このページに記載した内容に関しては, 作成時の状況に基づいて充分な注意を払い編集・掲載していますが, 医学や科学の進歩, 政府の規制, 化粧品・医薬品・薬物等に関する情報, 経済動向・国際情勢等は常に変化しており, 掲載元は, このHPによる結果として生じたいかなる不都合や損失などに対して一切責任を負うことができません。掲載内容等の適用や判断に関しましては, 各個人の責任において行なって下さい。
※海外論文の記載年月日は原則として現地時間を基準としてます。お調べの際はご留意ください。



iPS細胞から末梢神経へ マウスで初めて実証 <2015.3.21>

大阪市立大学のチームは, マウス胎児の細胞から作ったiPS細胞を, 足の神経が損傷したマウスに人工神経となるよう移植したところ, 12週後に歩くことができたと発表しました。iPS細胞を用いた初の末梢神経治療の成果とのことです。「Long-term efficacy and safety outcomes of transplantation of induced pluripotent stem cell-derived neurospheres with bioabsorbable nerve conduits for peripheral nerve regeneration in mice マウス末梢神経損傷に対するiPS細胞由来神経前駆細胞移植(人工神経併用)の長期成績と安全性」詳細は 米科学誌 Cells Tissues Organs に掲載されています。


微滴の尿から がんを診断する線虫 <2015.3.13>

「線虫」生物を使い, がんを微量の尿から短時間で 特異度95.0%と感度95.8%の高感度で検出できることを九州大学の研究グループが発表しました。一度に, 早期で多種類のがんを高精度で非常に廉価に調べることができるようです。「 A highly accurate inclusive cancer screening test using Caenorhabditis elegans scent detection」詳細は 米科学誌 プロスワン に掲載されています。


iPS細胞から 軟骨を作製 <2015.3.10>

京都大学の研究チームは, 人のiPS細胞から浮遊培養という手法で, 定着性が良く十分な強度を持つ軟骨を作製することに成功しました。これまでの軟骨治療は移植する手法が主でしたが, 新たな手法は肘や膝の関節治療などに効果が期待できそうです。「Generation of scaffoldless hyaline cartilaginous tissue from human iPS cells」詳細は 米科学誌 ステムセルリポーツ に掲載されています。


精巧で効率的に挿入できるゲノム技術を開発 <2015.3.5>

山梨大学や理化学研究所などの共同研究より, ゲノム編集技術CRISPR/Cas9システムを用い, ゼブラフィッシュで外来遺伝子を精巧かつ効率的に標的ゲノム領域に挿入できる技術が報告されました。ジャスティンメディカルでも強い関心を持っています。発表論文は「Precise in-frame integration of exogenous DNA mediated by CRISPR/Cas9 system in zebrafish ゼブラフィッシュにおけるCRISPR/Cas9システムを用いた精巧な外来遺伝子のゲノム挿入法の開発」詳細は 英科学誌 サイエンティフィック・リポーツ に掲載されています。


ビタミンCで 放射線障害を軽減 <2015.2.4>

放射線の被曝後にビタミンCを大量投与すると, 急性放射線障害を軽減できるマウス実験の結果を, 防衛医科大の研究チームが発表しました。マウスに致死線量に近く過半数が死に至る7.5シーベルトの放射線を照射し, 体重1kgあたり3gのビタミンCを直後に注射したところ, 骨髄障害が軽くなり15匹中14匹が生き延び, 2週間後から白血球や赤血球の数が回復したとのことです。ビタミンCは活性酸素の除去作用が強く, 安全性も高いため新しい放射線治療に期待できるかも知れません。「Treatment of Irradiated Mice with High-Dose Ascorbic Acid Reduced Lethality」詳細は 米科学誌 プロスワン に掲載されています。


毛髪生成に幹細胞を用いて成功 薄毛の治療に <2015.1.21>

ヒト幹細胞から毛を生やすことに, 米露(米国カリフォルニア州サンフォード・バーナム医学研究所, 露モスクワコルソフ発生生物学研究所)の共同研究チームが成功したようです。研究では, ヒト幹細胞を「毛乳頭細胞」へ分化させてマウスへ移植し, ヒトの毛髪が生えることを確認しています。既に, スペイン国立がん研究センターが発表した「毛の成長に関与する幹細胞の増殖を, 白血球マクロファージが活性化させる現象」も応用しているようです。今後は, 人で臨床実験を行う予定で, 幹細胞培養による新しい毛の生成治療に期待が持てます。「Derivation of Hair-Inducing Cell from Human Pluripotent Stem Cells」詳細は 米科学誌 プロスワン に掲載されています。


開発中の新しいがん治療薬 悪性度の高い癌へ消滅効果 <2014.10.23>

新しく開発中の治療薬が, がん細胞を消滅させる効果のあることを, 米国シカゴ大学の研究チームが動物実験で確認しました。がん細胞を増殖させるタンパク質を阻害する物質「OTS964」で, この物質の投与により, マウスに移植増殖させた「人の肺がん細胞」が約4週間後にほぼ消滅したそうです。〔がん細胞の消滅は画期的なことです by JM〕来年にも米国で臨床試験が始まるようです。「TOPK inhibitor induces complete tumor regression in xenograft models of human cancer through inhibition of cytokinesis」詳細は 米医学誌 サイエンス・トランスレーショナル・メディシン に掲載されています。


iPS細胞で 心臓機能を改善 <2014.10.22>

ラットを使った実験で, iPS細胞から心臓病を治療する新手法を, 京都大学iPS細胞研究所が開発したとのことです。人間のiPS細胞から作った心筋細胞と血管内皮細胞を, 直径1cmの円形シートにし, 心筋梗塞のラットの心臓に3枚貼り, 2ヶ月後に正常ラットの約8割への機能回復を確認しています。移植に血管細胞を含めると酸素や栄養を供給するため定着が良いようです。〔移植時に血管細胞を一緒に含める手法がポイントのようです by JM〕「Human iPS cell-engineered cardiac tissue sheets with cardiomyocytes and vascular cells for cardiac regeneration」詳細は 英科学誌 サイエンティフィック・リポーツ に掲載されています。


細菌の細胞破壊メカニズム を解明 <2014.9.29>

細菌が細胞に穴を開けて破壊するメカニズムを, 北海道大や東北大などの研究チームが発表しました。この研究では, 毒素になるタンパク質を使って, 黄色ブドウ球菌が赤血球の細胞膜に膜穴という穴を開け, 最終的に破壊する経過を示しています。〔がん細胞を破壊する新薬に期待が持てるかも知れません by JM〕「Molecular basis of transmembrane beta-barrel formation of staphylococcal pore-forming toxins(黄色ブドウ球菌膜孔形成毒素のβバレル型膜孔の形成機構)」詳細は 英科学誌 ネイチャーコミュニケーションズ に掲載されています。


過剰な脂肪から生活習慣病 関与する物質を特定 <2014.9.19>

メタボリックシンドロームでは、過剰に摂取した脂肪が内臓脂肪の限度を超えると, 脂肪の線維化が起こり, 糖尿病などの生活習慣病となる可能性があることを, 東京医科歯科大大学院医歯学総合研究科の研究グループが確かめました。脂肪組織の線維化に「ミンクル」という物質が関与することが示され, メタボリックシンドロームの改善に向けた治療薬の開発へ期待が持てます。「Macrophage-inducible C-type lectin underlies obesity-induced adipose tissue fibrosis」詳細は 英科学誌 ネイチャーコミュニケーションズ に掲載されています。


肺細胞をヒトiPS細胞から作製 <2014.8.21>

ヒトiPS細胞から肺の細胞(2型肺胞上皮細胞)を作ることに京都大の研究チームが成功しました。慢性閉塞性肺疾患(COPD)のような肺疾患に役立つ見込みで, 肺機能を回復させる再生医療につながるかも知れません。〔禁煙でCOPDを防ぐことも大切です by JM〕「Generation of Alveolar Epithelial Spheroids via Isolated Progenitor Cells from Human Pluripotent Stem Cells」詳細は 米科学誌 ステムセルリポーツ に掲載されています。


耐性菌を光で死滅させる治療法を開発 <2014.8.20>

抗生物質に耐性を示す菌への治療法を, 大阪市立大学の研究チームが開発しました。青色光により活性酸素を発する既にがん診断薬で用いられている物質を投与し, 光を照射して菌を死滅させる方法です。研究ではMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)を使って, 傷へ光を当てて活性酸素で菌が死滅したとのことです。〔薬の効かない菌を光で死滅できれば大きな課題が解決されます by JM〕「Photodynamic Therapy Using Systemic Administration of 5-Aminolevulinic Acid and a 410-nm Wavelength Light-Emitting Diode for Methicillin-Resistant Staphylococcus aureus-Infected Ulcers in Mice」詳細は 米科学誌 プロスワン に掲載されています。


結核菌の侵入を防ぐタンパク質を発見 <2014.8.18>

免疫細胞にあるタンパク質が, 結核菌の侵入を防ぐ働きを持つことを九州大学の研究グループが発見しました。「デクチン2」と呼ばれるこのタンパク質は人体の免疫細胞にも存在しており, 結核菌の糖脂質「リポアラビノマンナン(LAM)」を認識して免疫細胞を活性化し, 結核菌を排除するようです。デクチン2の無い免疫細胞を持つマウスは結核菌に反応しないようです。今後は, 耐性結核菌などの感染症の治療に役立つ可能性があるかも知れません。「Dectin-2 Is a Direct Receptor for Mannose-Capped Lipoarabinomannan of Mycobacteria」詳細は 米科学誌 イミュニティ に掲載されています。


日本人の平均寿命 男性80歳を超え 女性は86.61歳 <2014.7.31>

平成25年(2013年)の日本人の平均寿命が過去最高を更新し, 男性が初めて80歳を超え80.21歳へ, 女性は86.61歳であったことが厚生労働省より発表されました。女性は2年連続で世界1位, 男性は4位になりました。医療技術の進歩などで, 悪性腫瘍, 心臓病, 脳血管障害での死亡率が低下したことが要因とみています。
詳細は 厚生労働省ホームページ (平成25年簡易生命表の概況) に掲載されています。


子宮の部分再生に成功 不妊治療に期待 <2014.7.18>

ラットを使い子宮の一部を再生することに, 慶応義塾大学で成功したようです。別のラットの子宮から薬剤を使って細胞を除いて線維と微小血管を残し, 子宮の一部を失った別のラットにこのシートを移植すると, 拒絶反応も起きずに約1カ月後, 新たな子宮の再生が進み, 妊娠と出産が問題なくできたとのことです。子宮欠損による不妊治療への応用が期待できます。「Partial regeneration and reconstruction of the rat uterus through recellularization of a decellularized uterine matrix」
詳細は 雑誌 バイオマテリアル に掲載されています。


インスリンが記憶へ作用する仕組みを解明 <2014.7.18>

インスリンが記憶に関わる仕組みを, 東京大学のグループが線虫を使った実験で突き止めました。3割が神経細胞の働きをする体長約1mmの線虫(Cエレガンス)をモデルとしています。記憶には, 糖尿病治療でも使われるインスリンが脳の神経細胞に関わることが分かっていましたが, 詳しい仕組みは分かっていませんでした。研究チームはインスリンと結び付くたんぱく質に大小2種類あることを突き止め, 大きいたんぱく質が「シナプス領域」に運ばれ「PI3キナーゼ」というたんぱく質の働きを強めて記憶を促すことを確認しました。人にも同様のたんぱく質が大小2つあり, 認知症などの解明にもつながると思われます。「Role of synaptic phosphatidylinositol 3-kinase in a behavioral learning response in C. elegans」
詳細は 米科学誌 サイエンス に掲載されています。


非アルコール性肝炎に有効な物質を特定 <2014.7.1>

肥満や脂肪肝などから発症する非アルコール性肝炎(NASH)に「カルニチン(L-Carnitine)」が有用なことを, 岡山大学の研究グループが脂肪肝のマウスで確認しました。カルニチンを4ヶ月間与えたところ, 肝炎と肝がんを抑えることができたそうです。非アルコール性肝炎の治療に用いるビタミンEでは炎症を抑えましたが, がんの発症は抑えられなかったようです。カルニチンはミトコンドリアの機能を補い脂質のエネルギー代謝に関与するとされており, 今後はヒトでも確かめる計画だそうです。「L-Carnitine Prevents Progression of Non-Alcoholic Steatohepatitis in a Mouse Model with Upregulation of Mitochondrial Pathway」詳細は 米科学誌 プロスワン に掲載されています。


マイクロRNAで善玉コレステロールを抑制 <2014.6.16>

遺伝子の働きを調節する, 人にしかないマイクロRNA(miR-33b)のマウスへの導入で, 善玉(HDL)コレステロールが減ることを京都大学の研究グループが解明しました。マイクロRNAの働きを阻害し, 善玉コレステロールを増やすことで動脈硬化の治療として期待されます。「MicroRNA-33b knock-in mice for an intron of sterol regulatory element-binding factor 1 (Srebf1) exhibit reduced HDL-C in vivo」
詳細は 英科学誌 サイエンティフィック・リポーツ に掲載されています。


心筋細胞をiPS細胞を使わず再生 <2014.6.11>

拍動しないひとの心臓の細胞を, iPSの技術を使うことなく, 拍動する心筋細胞に作り変える技術を慶応義塾大学の研究チームが開発しました。iPSを使った細胞移植は2ヶ月の期間を要し, 開胸手術も必要です。拍動する心筋細胞を体内で直接作れば, 負担の少ない心筋梗塞の治療方法になると考えられます。新技術は体内の心臓の線維芽細胞にチューブで遺伝子を入れる手法です。研究チームは線維芽細胞に5種類の遺伝子を入れて, 効率が悪いながらも, 心筋細胞に変えることに成功していましたが, 核酸MiR-133も同時に入れると, 約3割が心筋細胞に変化し, マウスの実験では直接体内で変えることもできたようです。「MiR‐133 promotes cardiac reprogramming by directly repressing Snai1 and silencing fibroblast signatures」
詳細は 欧州科学雑誌EMBOジャーナル に掲載されています。


iPS細胞から体内で骨を再生 <2014.5.15>

皮膚などから作製したiPS細胞を成長させ, 骨のもととなる骨髄細胞をセラミックと共にアカゲザルの皮膚の下へ移植することで, 約2ヶ月後に骨となり定着したことを確認し, 骨を体内で再生させることに成功したとNIH(米国立衛生研究所)の研究チームが発表しました。数ヶ月経っても腫瘍はできなかったとのことですが, 骨髄細胞になる前のiPS細胞を移植すると腫瘍ができ, 成長も遅かったようです。拒絶反応がない手法を, サルで初めて確認したことで, 今後は安全性を確かめ, サルのiPS細胞から多様な組織を作るそうです。「Path to the Clinic: Assessment of iPSC-Based Cell Therapies In Vivo in a Nonhuman Primate Model」
詳細は 米科学誌 セル・リポーツ に掲載されています。


脊髄を損傷したネズミの神経を回復 <2014.5.15>

脊髄の損傷による下半身麻痺の状態で, 体内において神経細胞を再生する手法を京都大学の研究チームが開発し, 後遺症で脚を引きずる状態が, ほぼ自然な歩行となったようです。通常では, 脊髄を損傷したときに"神経幹細胞"が患部周辺に集まって"グリア細胞"という別の細胞になりますが, 特殊なたんぱく質を患部に入れ, 神経幹細胞が神経細胞になるように成長させれば, 神経回路を回復し, ネズミはほとんど自然に歩行できたとのことです。「Ecto-domain phosphorylation promotes functional recovery from spinal cord injury」詳細は 英科学誌 サイエンティフィック・リポーツ に掲載されています。


失明ラットの視覚を藻の遺伝子で回復 <2014.5.13>

失明したラットに藻の遺伝子を注入し, これまで感知できなかった緑・黄・赤色を感知できる視覚の回復に成功したと岩手大工学部の研究グループが発表しました。これまでは青色しか感知できなかったようです。視細胞が死滅する網膜色素変性症などの治療に役立つかも知れません。「Restoration of the Majority of the Visual Spectrum by Using Modified Volvox Channelrhodopsin-1」詳細は 米科学誌 モレキュラー セラピー(Molecular Therapy) に掲載されています。


MRI (磁気共鳴画像装置) 感度を大幅に向上 <2014.5.12>

がん検査などで利用するMRI感度を1万倍以上に上げる技術を, 大阪大学の研究チームが開発したようです。この技術は, 増感剤に有機化合物ペンタセン(Pentacene)を加え, レーザーとマイクロ波を照射し, MRI感度を決定する原子核の揺れを均一化させ, 強力なシグナルで感度を上げます。しかし, この有機化合物が有害な成分であるため, 無害な物質を使えるように研究を進めて行くとのことです。大きさ1cm以下の微小ながんも早期に見つけ出すことが期待できます。詳細は 米科学 アカデミー紀要 に掲載されています。


スキルス胃がんの原因遺伝子を発見 <2014 5.11>

スキルス胃がん(diffuse-type gastric carcinoma)を起こす遺伝子を, 東京医科歯科大学と東京大学の研究チームが発見したそうです。研究チームはスキルス胃がん患者の組織から遺伝子を調べ, 約4分の1の患者で「遺伝子RHOA」に変異があり, がんの発症に関係していることを突き止めたようです。日本人に多い胃がんの約4分の1は正常組織の間にがん細胞が入り込むスキルス胃がんという治療が難しい型のため, 今後の新しい治療法につながるかも知れません。詳細は 英科学誌 ネイチャー・ジェネティクス に掲載されています。


かゆくなるメカニズムを解明 <2014. 5. 7>

かゆくなる仕組みを筑波大学とピッツバーグ大学がマウスで解明しました。痒みのある患者は, 血液の「ダイノルフィン」が少なく, B5-Iという神経がないマウスでは痒みが酷くなるということです。通常は脊髄よりダイノルフィンが放出されており, かゆい状態を抑えていますが, 何らかの異常でダイノルフィンの分泌が低下すると, かゆみが激しくなり, 患部を冷やしたり, 引っ掻いたりの刺激を与えることで脊髄からダイノルフィンを放出させ, 痒みを抑えるメカニズムだそうです。詳細は 米科学誌 ニューロン に掲載されています。


がん細胞が転移するメカニズムを解明 <2014. 5. 1>

がんの拡大や転移の仕組みを, 名古屋大学のグループが解明したようです。がん塊の表面の細胞が, 内側の細胞を結合して動く仕組みを, 「ヒト扁平上皮がん」を使用して確かめました。表面の細胞は「インテグリンベータ1(Integrin β1)」タンパク質を強く発現するため, このタンパク質を抑えると, がん細胞の周辺への移動がみられなくなったとのことです。表面の細胞は外側にがん細胞が無いことがわかると, インテグリンベータ1の発現を促進させるようです。舌がんマウスでは, リンパ節転移が大きく抑制され, これまでのがん転移の研究では細胞が個々に移動するケースが中心であり, 集団での転移の解明も必要ということです。
詳細は 米科学誌 セル・リポーツ に掲載されています。


iPS細胞を大量に培養 <2014. 4.24>

体のさまざまな細胞となるiPS細胞を増やす新しい手法を, 京都大学が企業と共同で開発しました。治療費の大きな割合を占める培養コストを従来の10分の1の費用で実現でき, 再生医療の治療費を大きく引き下げることができる見込みです。新しい手法は, 特殊な物質を培養液に加え, 細胞が沈まないようにし, ナイロンの膜で細胞の塊を小さくして増えやすくします。発表ではiPS細胞を0.2リットルの培養液に5日間浸すと約1億個となったようです。目の病気だと患者1人に数万個の細胞で問題ないようですが, 神経や肝臓を治療するには10億個以上の細胞が必要なようです。詳細は 米科学誌 ステムセルリポーツ に掲載されています。


エボラ出血熱 死亡者140人以上へ <2014. 4.24>

世界保健機関 (WHO)は, 西アフリカで発生したエボラ出血熱の死亡者が140人以上に及んだと発表しました。死亡者はギニアとリベリアで確認され, 近隣国にも拡大しているとされます。エボラ出血熱は高熱に加え, 全身からの出血を認め, 極めて致死率の高い感染症です。詳細は 世界保健機関 (WHO) 発表をご覧ください。


皮膚の潰瘍 スプレーで修復 <2014. 3.28>

糖尿病などで生じる皮膚の潰瘍を治す物質を, 大阪大学がベンチャー企業と共同で開発したようです。難治性の潰瘍は治りにくく, 手や足を切断しなければならない場合もあります。傷を治すには適度な水分が必要ですが, 菌の繁殖という感染の問題があります。このスプレーは感染を抑えて傷を修復し, これまでの抗菌性を高めると治療が難しくなるという課題を解決します。マウスで効果を確かめ, 2020年ごろの実用化を目指すとのことです。詳細は 米科学誌 プロスワン に掲載されています。


糖尿病ワクチン開発 マウスで血糖値が低下 <2014. 3.17>

これまでない2型糖尿病を対象にした糖尿病ワクチンを, マウスを使った実験で大阪大学の老年内科チームが成功したようです。インスリン分泌を妨げる酵素DPP4は, インスリン分泌を促すGLP1を分解するため血糖値が上がります。DPP4の働きを抑えるワクチンを, 糖尿病にしたマウスに2週間ごとに3回注射すると, 血液中のDPP4濃度が下がり, インスリン濃度とGLP1濃度が上がり, 血糖値は下がりました。作用は糖尿病の治療薬と同程度とのことです。生活習慣が主な原因の糖尿病を対象にした臨床試験を5年後に実施の予定です。
詳細は 米科学 アカデミー紀要 (2014. 4. 1版)に掲載されています。


パーキンソン病をiPS技術を使って治療 <2014. 3.11>

ドーパミンを出す神経細胞をiPS細胞から作って移植し, 難病のパーキンソン病を治す臨床研究を, 京都大学iPS細胞研究所が2016年にも始める予定です。患者の血液からiPS細胞を作製し, 大量の神経細胞に成長させ, 脳に移植して脳内の神経伝達物質のドーパミンを増やすとのことです。移植に適した細胞を選別する手法や, 動物での治療の効果も確認しており, 移植によってがんとなるリスクを低くし, 感染症の原因とならないたんぱく質を使って効率的に神経細胞を作ることに成功してます。手術では頭に2つの小さな穴を開け, 針を使って細胞を移植し, 1年以上にわたって詳しく調べるようです。
詳細は 米科学誌 ステムセルリポーツ に掲載されています。


血小板をiPS細胞から量産 <2014. 2.13>

iPS細胞から血小板を, これまでの100倍以上の効率で大量に作り出すことに京都大学iPS細胞研究所が成功したようです。これまでにも血小板をiPS細胞から作る技術はありましたが, 増殖力に限界があったとのことです。新技術は人のiPS細胞を血小板となる前の巨核球とし, 巨核球を安定させて無限に増やせるようにしたものです。巨核球を4〜5ヶ月保存しても血小板を作り出せるようですが, 献血で得られた血小板と比較すると能力は少し劣るようです。血小板は数日で使えなくなるため, 今後は提供者の不足があっても安定して血小板の供給が可能になるかも知れません。詳細は 米科学誌 セル・ステムセル に掲載されています。


糖尿病を発症・進行させる物質を特定 <2014. 2.11>

糖尿病の発症と進行に関わるタンパク質を, 京都府立医大のチームが動物を使って特定しました。このタンパク質の働きを抑える物質を投与すると, 糖尿病の症状が改善したとのことです。タンパク質p53が別のタンパク質 "Parkin (パーキン)"に結合すると, エネルギーを作るミトコンドリアが作られなくなり, インスリンを出すエネルギーも作られなくなるようです。糖尿病のβ細胞は, 糖や脂肪を取り込んでp53が増えており, このp53の働きを抑えると, インスリンの分泌能力が高まり血糖値も改善するとのことです。
詳細は 米科学 アカデミー紀要 に掲載されています。


iPS細胞の作製効率を高める方法を発見 <2014. 2. 6>

iPS細胞の作製効率を, 約20倍に高める方法を理化学研究所などのチームがマウスの実験で確認しました。これまでの作製効率は1%に及びませんでしたが, 卵子で活発に働く"TH2A", "TH2B"遺伝子を働きやすく操作すると効率が上がったとのことです。詳細は 米科学誌 セル・ステムセル に掲載されています。


iPS細胞より短期間で簡単に, 万能細胞を効率よく作製 <2014. 1.30>
注意〕この論文は(2014年4月)疑義により, (同年7月)取り下げとなりました。

さまざまな臓器や組織の細胞へ成長する「万能細胞」を, 理化学研究所などが動物で作製することに成功し「STAP(スタップ)細胞」と名付けました。iPS細胞より簡単に効率よく作製でき, 人の細胞で成功すれば再生医療へ応用できることが期待されます。iPS細胞は複数の遺伝子を組込み作製しますが, 新しい万能細胞は, 細胞を弱酸性の溶液に入れ, 刺激を与えることで組織や臓器の細胞に育つ能力を持たせます。iPS細胞は人の皮膚や血液から臓器や組織の細胞ができることを確認していますが, STAP細胞では, 神経や筋肉などの細胞に変化することと, 胎盤に移植することで胎児となる現象も確認しています。今のところ, マウスでの成果ですが, 人間の細胞から新しい万能細胞を作製する研究も始まっています。
詳細は 英科学誌 ネイチャー に掲載されています。


突発性難聴にクラシック音楽で高い治療効果 <2014. 1.29>

原因不明で急激に聴力が低下し, 増加傾向にある「突発性難聴」の患者へ, クラシック音楽により高い治療効果を認めることを, 自然科学研究機構生理学研究所のチームが突き止めました。片方のグループでステロイド治療に加え難聴側の耳だけで毎日6時間クラシックを聴き続けたところ, 10日後, 左右25dBの聴力差がステロイド治療だけだと15dBの差が, 音楽を聞き続けた患者は7dBまで縮小し, 3ヶ月後にステロイド治療だけだと58%の完治に対し, 86%が完治しました。リハビリテーションで聴力がさらに回復することを明らかにし, 安全で安価な治療として注目されています。
詳細は 英科学誌 サイエンティフィック・リポーツ に掲載されています。


悪性度の高い未分化がんを正常細胞に転換 <2014. 1.24>

マイクロRNA(miR-520d) を悪性の高い未分化がんに入れ, 容易に正常な幹細胞へ転換できることを鳥取大学の研究チームが発表しました。今回は, 肝がん細胞をmiR-520dにより12時間程度で正常組織 (normal liver tissues) や, がんと異なる組織にしたり, 腫瘍も形成しないことを確認し, 高分化がんでも一ヶ月ほどで同じような変化をすることも確認しています。この技術は, がん幹細胞の割合が高い未分化がん細胞を正常な幹細胞に誘導でき, 環境にも適応することを示してます。今回のRNA分子は, がん幹細胞への感受性が高いので, 治療法のない末期のがん状態に奏効する可能性が極めて高いかも知れません。
詳細は 英科学誌 サイエンティフィック・リポーツ に掲載されています。


働かない遺伝子を働かす化合物を開発 <2014. 1.24>

細胞のなかで眠る遺伝子 (silent genes) を働かせる化合物を, 京都大学のグループが開発しました。ヒトの遺伝子のうち, 必要がない遺伝子は眠ったまま働きません。これは酵素で抑えられているとみられ, 今回はこの酵素を阻害する化合物を開発したとのことです。化合物を皮膚細胞 (human dermal fibroblasts) に入れたところ遺伝子が働き, 化合物の種類を変えると, iPS細胞で働く遺伝子が働くようになって iPS細胞と性質がよく似た細胞も作り出せたとのことです。iPS細胞の新しい作製や病気の治療などに役立つと考えられています。詳細は 英科学誌 サイエンティフィック・リポーツ に掲載されています。


動脈硬化促すたんぱく質を発見・動脈硬化の治療に道 <2014. 1.20>

動脈硬化の悪化と進行を促すたんぱく質を, 筑波大学のチームがマウスを使った実験で突き止めました。白血球のマクロファージは役目を終えると自ら死滅しますが, 酸化した脂質が多いと血管内膜に蓄積して動脈硬化を悪化させます。今回はマクロファージの死滅を妨げるたんぱく質「MafB」の発見で, MafBのないマウスではマクロファージが死滅し, 脂肪の蓄積が大きく減少することを確認してます。また, MafBは腎臓を守る働きもあるとのことです。詳細は 英科学誌 ネイチャーコミュニケーションズ に掲載されています。


iPS細胞の安全で効率的な培養方法を開発 <2014. 1. 8>

iPS細胞を, 動物成分を使わずに大量に増やす培養法を, 京都大学が大阪大学や企業などと共同で開発しました。培養効率も従来の数十倍であり, これでBSEなど動物の感染症リスクが大きく減ります。これまで動物由来の成分がないと大量に培養できないと言われましたが, 新しい手法ではアミノ酸やたんぱく質を組合わせる効率的な方法で, 培養したiPS細胞が神経細胞や心筋細胞に成長することも確認しています。
詳細は 英科学誌 サイエンティフィック・リポーツ に掲載されています。


すい臓のβ細胞をES細胞から作製 インスリンを大量分泌 <2013.12.15>

マウスのES細胞(胚性幹細胞)より, インスリンを大量分泌する細胞を作る技術を熊本大学のグループが開発したようです。ES細胞やiPS細胞から, すい臓β細胞を作る研究はこれまでにもありましたが, インスリンを充分に分泌できなかったようです。グループは千種類以上の化合物をES細胞へ投与し, ES細胞をβ細胞に変える2種類の化合物を突き止め, 従来より約50倍のインスリン分泌によって, 生体に近い状態へ近づけたとのことです。この細胞を糖尿病のマウスへ移植すると血糖値が正常値に戻ることから, 今後はヒトiPS細胞でも研究し, 糖尿病への治療につなげたいとのことです。
詳細は 英科学誌 ネイチャー・ケミカル・バイオロジー に掲載されています。


iPS細胞から腎臓の組織(世界初の立体構造)<2013.12.12>

iPS細胞から立体構造をした腎臓の組織を作ることに, 熊本大のグループが世界で初めて成功しました。血液や皮膚から腎臓の組織を再生することができれば移植にも使えます。ヒトiPS細胞から下半身の神経や筋肉のもとになる幹細胞を作り, 腎臓のもとになる細胞に変え, 糸球体と尿細管を持つ3ヶ月の胎児の大きさの腎臓組織を作ったとのことです。動物実験では尿をつくる機能までは確認できず, 完全な腎臓へは尿管が必要となってきます。詳細は 米科学誌 セル・ステムセル に掲載されています。


iPS細胞から赤血球を大量に生産 <2013.12. 5>

iPS細胞から赤血球のもとになる細胞を大量に作ることに、京都大学iPS細胞研究所などのグループが成功しました。iPS細胞にc-MYCとBCL-XLの2種類の遺伝子を組み込んで赤血球の前駆細胞を作り、遺伝子の働きを止めて赤血球へと変化させました。酸素を運ぶ能力もありマウス血管内で赤血球に育つことも確かめ、輸血用の血液や血液の病気の治療に役立つ成果ということです。これまでのiPS細胞からできた赤血球は増殖や量産ができず、この問題を赤血球のもとの細胞段階での量産によって解決しました。
詳細は 米科学誌 ステムセルリポーツ に掲載されています。


がん発症に関係する酵素の構造を解明 <2013.12.12>

がんの発症に関係する酵素Rce1の立体構造を京都大学のグループが突き止めました。酵素の詳細な構造が解明されたため、結合して働きを抑え込む物質をコンピューターで見つけることができれば、膵臓や大腸がんの発症に関与するたんぱく質Rasの働きを防いでがん発症を抑制でき、新たな抗がん剤の開発につながるとみているようです。詳細は 英科学誌 ネイチャー に掲載されています。


骨細胞が "脂肪のバランス" を調整していることをマウスで確認 <2013.11. 5>

骨を構成する"骨細胞"が免疫の機能や脂肪蓄積をコントロールしていることを、神戸大学と北海道大学の研究グループが動物実験で見つけました。骨は運動などの刺激を受けて強くなる組織ですが、全身の健康にも役割を果たしていることが確認されたのは初めてのようです。骨細胞が弱るとリンパ球も体重も減少し、体内の皮下脂肪や内臓脂肪も減り、摂食中枢を働かなくして骨細胞にダメージを与えたマウスは、肝臓だけに脂肪がたまり過度な脂肪肝になったとのことです。骨細胞はリンパ球の環境と全身の脂肪量を調整し、脳とも協力して肝臓の脂肪をコントロールしており、今後はこれらのメカニズムの解明が課題とのことです。
詳細は 米科学誌 セルメタボリズム に掲載されています。


毛の再生 "毛乳頭細胞" の立体的な培養によって脱毛治療に期待 <2013.10.21>

米国と英国の研究チームが、毛髪の組織"毛包"の形成に主要な役割の毛乳頭細胞を、脱毛患者の後頭部から採取して試験管で立体的に培養し、ヒトの皮膚に移植して毛が生えたと発表しました。東京理科大学でも、毛乳頭細胞と毛包上皮の幹細胞を組み合わせ立体的に培養する方法で毛包の再生に成功していますが、培養方法によっては毛乳頭細胞だけでも毛包を再生でき、臨床試験を始められる可能性があると言われます。
詳細は 米科学 アカデミー紀要 に掲載されています。


ヒト皮膚から "軟骨細胞" へ iPS細胞の作製手順を経ずに成功 <2013.10.17>

ヒトの皮膚細胞を、3遺伝子を使い軟骨細胞の特徴を持つ細胞に直接変えることに京都大学iPS細胞研究所のグループが成功しています。軟骨が線維化する病気の治療などへの成果とされ、今後は安全と効率を高めるために3遺伝子と同じ働きをする化合物も見つけていくようです。
詳細は 米科学誌 プロスワン に掲載されています。

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